テーマ:民話・伝説

つぶ息子 その2

今日は午後から仕事をさぼって、 映画「相棒 劇場版」を観てきました(メンズディだったので)。 ウイークディの真ん中だというのに、 映画館は相当の人で混んでいて、 この映画の人気の度合いが伺えました。 テレビ以上の迫力で、 満足して戻ってきました。 ストーリーは・・・・ これはばらす訳にはいきませんよね{%爆弾we…
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つぶ息子 その1

むかしこあったずおん。    昔々、 ある所さ貧乏だども大した正直な爺さまと婆さまがいたと。    あるところに、貧乏だけれど正直なお爺さんとお婆さんがおりました。  その年になっても童子(わらし)がなかったから、 裏の水神さ田植の祈願したついで、 この年寄りさ、何えでもええがら童子こ一人授げでたんせて願掛…
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猿あんこ その2

晩げ、紋付姿の猿が手下をつれて迎えに来た。 猿たちは手車を組んでオスエを乗せて、 「嫁、嫁、嫁」て、ふれながら行ったと。    夜になって、紋付姿の猿が手下を連れて迎えに来ました。    猿たちは手車を組んでオスエを乗せ、    「嫁を貰った、嫁を貰った!」とふれながら山に向かいました。      猿あんこは…
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猿あんこ その1

むかしあったぞん。    昔々、 ある所さ娘こ三人持っている爺さま居であったと。    あるところに、娘を三人持っている爺さまがおりました。   ある日、畑の草取りはじめたども、腰は痛いし指も痛い。 若い時からの背病みだおの、草取る手より口ばり動く。    ある日、畑の草取りを始めましたが、腰は痛いし指も…
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長坂金山発見物語

昔、天平20年(西暦748年)にあった話と伝えられています。 鹿角の尾去沢に佐藤清吉という人が住んでいました。 ある夜、清吉は夢の中で、 付き添いの者たち に梵天を持たせて 大森山を歩いて来た唐獅子の格好をした人に、 「この向こうの沢に宝が あるので、掘ってみなさい。」 と言われました。 清吉は不思議な夢…
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惚れ薬と番頭っこ その2

番頭っこ、あんまり気ばって勢いよく振りかけだがら、 運が悪がったすな。 死んだ爺の成仏と腰まがりを治してけろて、 アネコの隣で拝んでいた婆っぱさ、 ええだげ惚れ薬を振りかけてしまったど。    番頭は、あまりにも力みすぎて振りかけたものですから、    運が悪かったのですね。    死んだおじいさんの成仏と腰の曲がった…
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惚れ薬と番頭っこ その1

昔、ある所の大き店さ番頭っこえであったと。 ある日のこと、番頭っこ思ったけど。 俺さ嫁この話あるども、 気に入らねアネコの話ばりで、 おれみでだ美男(えおどご)さぶちょうほうだ。    昔、あるところの大きなお店に番頭さんがいました。    ある日のこと、番頭はふと考えました。    私に縁談は度々あるけれど、 …
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歯ブラシ

なんで秋田の嫁姑はこんなに仲が悪いのだろうと 首を傾げたくなるくらいに嫁姑の確執の話は多い。 秋田だけが仲が悪いはずは無いのだろうけれど、 何世代も一緒の家で暮らす生活様式のためなのだろうか? それとも、秋田には隠れた作家が多いの??(笑) 今日もそんな中の一つのお話を紹介します。 歯ブラ…
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蛇の恩 猫の恩 その2

お爺さんと口喧嘩になり家を飛び出した猫は、 小槌を持ち出した若者の跡を追いかけているようです。 ほわーんて若勢のにおいするがら、 どんどど走ってらば大きくて新しい家があった。    ほんのりと若者の匂いを頼りに    どんどんと走っていくと、大きくて新しい家がありました。  若勢のにおい強いがら、 打…
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蛇の恩 猫の恩 その1

今月も秋田の民話を一つご紹介します。 秋田弁の方言で書かれたものと、 日本語?(共通語)に翻訳したものとを併記しています。 ちょっと長くなりますので、 今日と明日の二回にわたってお届けします。 それではお楽しみください。 むかしあったけど。 ある所さ爺(じっち)ど婆(ばっぱ)どえであったど。 二人さ子…
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年男と貧乏神 その2

今日の秋田市は時折雪がチラつくも、 ひさびさに真冬日から解放され、 暖かく感じられる一日でした。 とは言っても、最高気温は1度ではありましたが、 慣れっていうのは恐ろしいものですね、 汗をかいて仕事してましたもの・・・。。 「慣れ」と言えば、 貧乏生活も長く続けていると、 だんだんと気になくならなくなってしまうものな…
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年男と貧乏神 その1

むかしある所さ、大したええ暮らししてらったども、 気ついだば貧乏たがれになってだ夫婦がいたと。   (昔々、あるところに、たいそう良い暮らしをしていたけれど    いつの間にか落ちぶれてしまった夫婦がいました。) 午年(うまどし)の元旦 「今年は年男だがらええ年であるように」て拝んで、 春から秋まで夫婦仲良く稼いだ…
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蛇の崎橋

「山と川のある町」横手。 横手城のある小山から横手の町を見ると、 ぐるりを奥羽山脈が取り巻き、 横手川が大きく蛇行しながらとうとうと流れています。 足元に流れている横手川には大きな「蛇の崎橋」が見えます。 この橋は日本百名橋にも選ばれている美しい橋で、 横手のシンボル的存在でもあります。   古代、蛇は万能の神であ…
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皆さんご存知の・・・

今日はどなたもご存知の秋田の民話です。 お正月前のこの時期だからこそのお話を思い出してください。 むかし、むかし あるところに 円三郎おじいさんとおばあさん夫婦(ふうふ)がすんでいました。 なかのよい夫婦でしたが、とてもびんぼうでした。 ある年の正月も間もなくこようとしている冬のことです。 雪は、のんのこ、…
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猫の恩返し

むかしあったずおん。 町の近くの村さ古しいお寺あって、 年寄った和尚さんど鼠こも相手にしねよだトラ猫ど暮らしてだど。 (町の近くの村に古いお寺があって、  年寄りの和尚さんとネズミにも相手にされないようなトラ猫が暮らしていました)   かなり前がら法事さも葬式さも誰も頼みに来る者居ねぐなって、 寺の売るにええ物みな売っ…
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炭焼き吉次

むがしある山の中さ、炭焼き吉次て言う鉱山発見した人えだったすな。   (昔、ある山に炭焼き吉次と言う鉱山を発見した人がいたのです。) 金だの銀だのて何も知らねぇで、一生懸命に炭ばり焼えで、   (金や銀というものを何にも知らないので、一生懸命炭焼きばかりしていて) 町さ行ってぁ売ってぁなぇがかにが、食うおの買ってきて、 …
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山鳥のむかし   その2

今日は二つ目の投稿になります。 この二つは続きのお話になっています。 そちらをまだ御覧になっていない方は、 「山鳥のむかし その1」 から御覧になっていただきたいと思います。 次の朝、元気になった娘、ずーっと遠い村がら来たす。   (次の日の朝、元気を取り戻した娘は「遠い村から来ました。」) 助…
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山鳥のむかし   その1

今日の秋田市は、朝から冷え込んでいて、 冷たい雨が降り続いています。 時折、雨の中に白いものがはっきりと混ざっていて、 もう冬が来てしまいました。 明日には、車のタイヤ交換しなければと思ってしまいました。 今日は、ちょうど初雪が降る頃の秋田の民話を紹介します。 長いお話になりますが、 二つに分けて、今日中に両方…
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締め

東京に本社のある会社が、 この春、秋田市内の生命保険会社のビルの一室を借りて 出張所を開設した。 これまで、仙台にある支店から出張して来て、 旅館を根城に秋田県内をセールスしていた三人の社員が所員となり、 新たに地元の大学を卒業した男子二人と、 高卒の女の子を一人採用して、 その出張所はスタートした。 四…
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刑期

老人のボケとその家族の介護の問題は、 今に始まったことではありません。 その昔から大いに悩み、 苦労させられてきた大問題です。 秋田のお話の中にも、そんな題材の悲劇?を見つけました。 久代の老母がいわゆるボケ老人になって5年になる。 この頃は重症で、物覚えがひどく悪く、 久代は時に老母の…
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金の長芋

鹿角市周辺は山に囲まれた場所です。 江戸時代は南部藩に属し、 尾去沢鉱山を中心にいろいろな鉱石が発見されています。 尾去沢の白根山からは金も発見され、 南部藩から江戸幕府に献上されていました。 ここに、この金山が発見されたエピソードが 民話の形で鹿角に残っています。  金の長いも 徳川家…
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赤飯 2

昨日、書ききれねがったもうひとつの話っこするな。 これも、大金持ちと貧乏な百姓が 隣り合わせに住んでいて、 やっぱり金持ちの倉から小豆が一俵盗まれたわけだ。 百姓は気の弱ぇ男で、 道で金持ちに会っても、 まともに金持ちの顔を見れねぇような者だったど。 だども、子供らは、家が隣なもんだから、 よく一緒に遊んでい…
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赤飯

これに似た話は、 いろんなどごさあるみてだな。 秋田では二つの話が伝わっている。 どっちも由利地方の話だ。 ある村さ、金持ちが居った。 倉を幾つももっていて、 たいそう羽振りの良い者であったけど。 ある時、その倉から小豆の俵が盗まれた。 金持ちはすぐにお役人に届け出た。 それで小豆泥棒探しが始まった…
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手長足長

今から1200年ほど前、 三崎山に「手長足長(てながあしなが)」と呼ばれている恐ろしい怪物が住んでいて、 そこを通る旅人を捕らえては食べていました。 この怪物は手が長くて鳥海山まで届き、 足は飛島まで一跨ぎ出来たのです。 住んでいた岩の洞窟付近には人間の骨が散らばっていました。 この怪物を退治しようと出かけていっ…
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「館」に埋められた乙女と鶏

昔はその高台は、一応きれいに芝生が生えていたような気がする。 季節によって野薔薇が咲き乱れたり、 白い百合が咲いたり、 野イチゴ狩りが出来たりして、 自然公園だった。 そこを「タデ」と私たちは呼んだ。 「館」のことで、城跡だ。 やがて子供達の遊びが多様化し都会化すると、 この村のこの公園にもその影響も出てきて、 草…
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花香譚

天にあって鳴るものを雷といい 地にあって鳴るものを震といい 人にあって鳴るものを屁という 誰でもやることを嫁がやったら大問題、 その一つが嫁の屁だ。 本荘町は六郷藩の城下町。 ”家中”という界隈は、昔から小笠原礼儀作法の正しい家が 武家屋敷の伝統を継いでいて、 生花、茶の湯の師匠も多かった。 そこの某家…
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曲がり峠

いつからともなく夕日ヶ丘峠は、 人々の間でユウレイ峠と呼ばれていた。 この夕日ヶ丘峠は、曲がりくねった道が何箇所もあり、 しかも日中もうす暗く、夏でも車窓から入る空気はひんやりと感じる。 たしかに、この暑いときに涼しい空気が入るのは、 場合によって一種の眠気防止に役立つのだが、 それがあまりに冷たく感じ、体全体がぶるっと…
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相手しだい

今日は久々に、秋田の艶話をひとつ・・・・・ 誰もが園子は幸せだと思っていた。 たくましい身体をした健康そのものの夫は35歳、 中学校の先生で酒もタバコもやらず、 趣味はもう十年も手がけているノウサギの研究である。 子供は小学校3年生を頭に3人、 いずれも男の子である。 夫の父母と同居してはいるが、 広い農家だ…
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獅子大権現のお告げ

尾去沢には大森山という山があり、 この山の赤沢と言われている沢で 梵天舗(ぼんてんしき)と名付けられている坑道があります。 実はここ梵天舗が尾去沢鉱山の最初に見つかった坑道と言われています。 今日のお話は、梵天舗発見に関して伝わっている民話です。 獅子大権現のお告げ 和銅元年(708年)、我が国初の貨…
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オナメ・モトメ

昨年の9月に後生掛(ごしょがけ)温泉をご紹介しました。 まだ覚えていらっしゃる方も多いと思います。      参考記事 後生掛温泉 9月4日記事 ←クリック 鹿角市八幡平にあるこの温泉は、 ここまでは冬場でも訪れることが出来ます。 この温泉には「オナメ・モトメ」と呼ばれている 二つの源泉があります。 湯量…
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