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zoom RSS 十和田ホテル

<<   作成日時 : 2007/12/05 17:01   >>

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産業経済省では、
日本の近代化に貢献した近代化産業遺産を地域活性化に有効活用してもらうため、
全国各地の歴史的な工場や製鉄所、造船所、鉱山、港湾、鉄道跡などを
33の遺産群(ストーリー)に結び付けて約450箇所を認定。
観光の周遊コースとして活用されることなどが期待されています。

鹿角地域からは鹿角市の「尾去沢鉱山関連遺産(尾去沢鉱山跡)」、
小坂町の「小坂鉱山関連遺産(小坂鉱山事務所・康楽館・旧小坂鉱山病院記念棟)」、
「十和田ホテル関連遺産(十和田ホテル)」の3箇所が認定されました。

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今日はそのうちの、「十和田ホテル」の歴史を紹介します。


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十和田ホテルは、
国際情勢の緊迫などで幻となった昭和十五年の東京オリンピックを前に、
日本を訪れる外国人観光客のための宿として、
政府の要請で建てられたホテルのひとつであり、
秋田県が昭和十一年に着工、
十三年に完成し,十四年にオープンしました。

当時、秋田・青森・岩手の三県から
宮大工八十名を集めて技術を競わせたと伝えられていますが、
日本三大美林の天然秋田杉の巨木を巧みに配した木造三階建てで、
外壁は杉の半丸太を張りつめています。

また、各部屋の床の間、天井、格子戸などの意匠も一つ一つ異なり、
それぞれが違った趣と表情を見せています。
さらに、どの客室からも十和田湖を眺望することができ、
あたかもホテルの庭であるかのようなたたずまいとなっています。

設計は日本大学工学部土木建築科教授であった、
長倉謙介氏により行われました。
長倉氏は十和田ホテル建設のためヨーロッパ視察にも出かけたといわれ、
その成果が北欧の山荘を思わせる外観によく現れています。
様々な工夫を凝らした「木」の趣は、
いまなお学ぶべきものがあり、
文化財的価値も高いといえます。

第二次世界大戦後、
一時、米軍に接収されましたが、
昭和二十七年に秋田県が買い戻し、
三十四年からは秋田県観光公社が運営に当たりました。
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昭和三十六年秋田国体に際しては、
昭和天皇、皇后両陛下にご宿泊賜り、
また各皇族方をはじめ吉田茂元首相やライシャワー元駐日大使など、
数多くの各界知名人にご利用いただいています。

建築後六十有余年を経たとはいえ、
樹齢の長い杉材を主体とした建物本体は頑丈そのものであり、
逆に年を重ねるごとに磨きがかかってきています。
特に、柱に使われている丸太はますます独特の光を放ち、
訪れる人々に驚きと感動を与えて、
木造建築の真髄を語るにふさわしい建物といえます。

平成十年に、風雪による外壁の老朽化と陳腐化した機能の大改修を終え、
日本の伝統を生かしながらも居心地のよいホテルとして営業を再開しました。
日本で最も美しい湖の畔で歴史を刻む十和田ホテルは、
いつまでも当時の美しさを失うことなく、
来たるべき百周年、二百周年へと限りなく
「伝統ある歴史」を作っていくことでしょう。






んだば





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コメント(18件)

内 容 ニックネーム/日時
ああ、またまたすばらしいものを・・・まさに芸術作品ですね。
とくにホール(?)の煽りの写真なんか夢のようです。
「和」とはいいがたい不思議な感じもします。これをみると思い出すんですよ「千と千尋の神隠し」、そんな雰囲気。
私が、このホテルに泊まってみたいって言うと、秋田生まれの夫が「別にいいよ、ふつうのホテルで」って、のりが悪いです。施設が不便だと思ってるらしいのですが、そこんとこどうなんでしょう?率直に。
ぷん
URL
2007/12/05 17:43
☆ぶんさんへ
 東北自動車道小坂インターから降りて、夏場で40分程度かな。今の時期なら1時間くらいは余裕を見ておいたほうが無難かも。昔はアクセスが大変だったけれど、今は道路も良くなっているし、周辺の観光名所もかなり多いところです。是非ご利用になってください。
ホテルの施設は申し分ないですよ。何よりお勧めは「お風呂」。温泉から見る十和田湖は最高です。
★なまはげ
2007/12/05 18:45
こんばんは(⌒‐⌒)夫婦共々県南の出なもので中々県北へ行くことがないです(゜゜;)\(--;) 十和田湖にこんなに素晴らしいホテルがあったなんて・・・一度でいいから泊まってみたいなあ(^○^) ボーナス次第?
微笑み
2007/12/05 20:05
 こんばんは☆こねこです♪

 歴史あるホテルなんですね。
 和風(日本なので当たり前ですが)テイストがありつつ、旅館とは一線を画している感じがして素敵です♪

 ちょっと新婚旅行にもいいかな?・・・なんて想像もしてみたり?(キャ〜☆)

 ねこでした。ニャン☆
こねこ
URL
2007/12/05 21:36
いいなあ。
私も泊まってみたいです。
でも夢に終わってしまうかもなあ。
なにしろ十和田まで行ったら
おばあちゃんちに泊まらずには帰れないので…
コマチ
2007/12/05 21:39
いつかは泊まってみたい。などといいながら、
ついつい秘湯のほうに行っちゃうんだよなあ。
むうさん
URL
2007/12/05 22:44
こんなに歴史のあるホテルだったとは・・
ホテル外観が印象に残っています。それと最後の最後までお見送りしていただき恐縮したことも。
また行きたいですねー。
秘密主義
2007/12/06 01:03
ご無沙汰してます。

今日は久々にお休みでゆっくりしてます♪
木造、なんだかだんだん歳をとってくると
和のものが恋しくなるのはどうしてでしょうね(笑
煮魚とか畳とか・・・

いつかこのホテルも行ってみたいな・・
床なんか黒光りしてるんでしょうね。
yuki
URL
2007/12/06 16:29
こんばんは〜♪
moonもぷんさんみたいに 「千と千尋」の湯屋を思い出しました! いい雰囲気ですね〜。歴史を感じる建物に泊まれるっていいですよね。
moon
2007/12/06 17:24
同じく ご無沙汰してます。
毎日がお休みなんですが 今日もユックリしています(爆)

良いですね〜 こういう和のテーストって 年をとると惹かれます。

やっぱり 日本人なら 畳に布団だよね!!
+あい
URL
2007/12/06 18:04
☆微笑みさんへ
 この小坂町は大変に観光に適した見るべき物の多いところです。2・3日ゆっくりと行かれることをお勧めします。そのときの宿泊先は是非この十和田ホテルで!
★なまはげ
2007/12/06 18:51
☆こねこちゃんへ
 新婚旅行が国内旅行なら絶対にお勧めしたいところです。
★なまはげ
2007/12/06 18:54
☆コマチさんへ
 コマチパパは鹿角の出身でしたね。近くまで行っておばあちゃんのところに止まらないわけにはいきませんものね。友人同士の旅行とかを企画されたら?
★なまはげ
2007/12/06 18:57
☆むうさんへ
 今度のお正月は予定が決まっているようですが、来年末の秋田旅行の際に計画されてはいかがでしょう。きっと奥様も喜ばれると思います。
★なまはげ
2007/12/06 19:00
☆秘密主義さんへ
 私のところにおいでの方の中では唯一ここにお泊りの経験がおありですね。近年に営業再開したとは言え、歴史の背景など調べてみると面白い事実が浮かんできます。
★なまはげ
2007/12/06 19:03
☆yukiさんへ
 お久しぶりです。元気そうで何よりです。
そうそう、年々和風好みが強くなってくるのはなぜなんでしょうね?お仕事が長期お休みを取れるときには是非計画してみてください。
★なまはげ
2007/12/06 19:08
☆moonさんへ
 ここの経営者は「湯バーバ」です、な〜〜んちゃってね!!迎賓館に相当する建物を目指したところですから景観も設備もそれなりに素晴らしいところですよ。
★なまはげ
2007/12/06 19:11
☆+あいさんへ
 足を投げ出して座れる畳にどんどん憧れが出てきますよね。洋室も機能的には便利なんですが、和室の方が落ち着けるのはなぜなんですかね??
★なまはげ
2007/12/06 19:15

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