★なまはげの独り言

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zoom RSS 金の長芋

<<   作成日時 : 2007/09/05 17:17   >>

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鹿角市周辺は山に囲まれた場所です。
江戸時代は南部藩に属し、
尾去沢鉱山を中心にいろいろな鉱石が発見されています。


尾去沢の白根山からは金も発見され、
南部藩から江戸幕府に献上されていました。


ここに、この金山が発見されたエピソードが
民話の形で鹿角に残っています。



 金の長いも

徳川家康が江戸に幕府を開いた頃の話である。
画像

みちのくの津軽と南部の境を定めるため に
十左衛門(じゅうさえもん)という南部の代官が鹿角にやってきた。
十左衛門は、錦木から尾去沢の山々を調べ、
まずこの辺を境にしようと決め、
しばらくこの場所に住むことにした。


村人は、代官様がこのような田舎にわざわざ来てくれたとのことで、
ご苦労のお見舞い にと、代官の家を代わる代わる訪ねた。
そして、十左衛門の屋敷は村人の訪問でにぎやかになった。

十左衛門は、親切にも、訪ねてきた村人の話し相手になり、
百姓の仕事の難儀さや作物 のできぐあいなどの話に耳をかしてやったので、
村人も喜び、十左衛門のことを、
「こん ど来た代官様は、いい人だ、南部一のいい男だ。」
と噂しあっていた。


さて、ある日のこと。
百姓の女が二人の息子を連れて十左衛門の屋敷を訪ねて来た。
十左衛門は、あいにくその日が忙しかったため、
話を聞いてやることができず、
別の日にま た来るようにと話して帰した。

女は帰るときに、
土産にと持ってきたワラの包みを十左衛 門に置いていった。

その晩、十左衛門がその包みを開けて見ると、
中から四尺ほどの長さの長芋が出てきた。

「おお、これは見事なものじゃ。」
と手にとってよく見ると、
その芋 はキラキラと金色に光っていた。
十左衛門は驚き、
今日の用件を聞いてやると
この芋を持って来た女へさっそく使いを出した。
画像
そして、家来は、
その夜のうちにその百姓 の女を連れてきた。

 
「今日訪ねてきた時のお前の用件とはどんな事じゃ。」
十左衛門は親切に尋ねた。
女に よると、十数年前に夫が死んでから、
欲張りの伯父に夫が残した土地を全部取り上げられてしまい、
どうやって自分たちは生きていったらよいのかと困っているとのことであった。

「お前には子供はいるのか。」
と十左衛門が聞くと、
「太郎子、次郎子という二人の子 供がおります。」と言い、
百姓の女は暗がりの外を指さした。
見ると、そまつな格好をし た若者と、
その弟と思われる少年が、
地べたに座って心配そうに成り行きを見守っていた。

正直そうな二人の若者の顔を見て、
「よろしい、よく調べてできるだけの事をしてやる。
まず今夜は安心して帰りなさい。」

と十左衛門は申し渡してその親子を帰した。


次の日か らさっそく、
村の長老を集めて意見を聞き、
女の伯父も呼んで事実関係を調べると、
すべて百姓の女の言ったとおりであった。

そこで、十左衛門は、
伯父が女から取り上げた土地を女に返すように話を進め、
この事 件を円満に解決してやった。
百姓の女は、とても喜び、村に帰って皆にこのことを話した。



それからは、
「お代官様は、長芋がお好きらしい。」
「長芋を土産に持っていくと、悩み事を解決してもらえる。」

という噂がたち、
十左衛門のところには、長芋を掘って差し出す者が次々と現れ、
屋敷の台所も長芋の山でうずまるほどであった。



さて、十左衛門がその芋を一つ一つ調べて見ると、
どれにもみんな少しずつの金の砂が付いていた。

「百姓は砂金というもののありがたさを知らないのか。」
と十左衛門は家来 をつれて百姓の女を訪ねた。
そして芋畑の場所を教えてもらいよく調べると、
やはり辺り一帯はすばらしい砂金の畑であった。



十左衛門はすぐに境界を決めて、
ここへ番所を置いた。
そして、太郎子や次郎子とも力 を合わせ、
ここの畑の土を水に入れて、
かきまぜ、流し、残った砂を乾かすなどして、
たくさんの砂金を採取した。



これが、白根金山発見の始まりと伝えられています。



★なまはげも砂金付きの「長芋」が大好物です。
全国から、砂金付きの「長芋」を集めていますので、
お持ちの方は是非寄付してください。
お待ちしております。




んだば































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コメント(14件)

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負けないぞ〜!!

+あいも 砂金付きの長いもが大好きですぅーー

上記のアドレスへ ご一報くださいますように

お待ちしておりまっせ〜(爆)
+あい
URL
2007/09/05 19:20
 こんばんは☆こねこです♪

 砂金の代わりに「こねこ付き長芋」はダメですか?(笑)

 でも、今の世にこんなお代官さまがいるといいのに・・・と強く思ってしまいます。

 ねこでした。ニャン☆
こねこ
URL
2007/09/05 19:45
はーい。砂金を取った後の不用な長芋は,産業廃棄物として,こちらが引き取りますから,その節はよろしく。
(さーて,どのスーパーに売り込もうかな)。
閑 客
2007/09/05 20:01
私は鹿角へ長芋掘りに行ってきます。
微笑み
2007/09/05 20:03
こんばんは〜♪
いいなぁ〜 金の長芋! moonは院内に銀の山芋でも掘りにいこうかな〜〜〜(^m^)ウフッ♪
それにしても 秋田! 金は採れるし 銀も採れるし 石油は田んぼに湧き出るし・・・ すごいですねぇ!
moon
2007/09/05 20:41
☆+あいさんへ
 それでは二人で山分けといたしますか。
★なまはげ
2007/09/05 21:48
☆こねこちゃんへ
 砂金とねこちゃんを比べるなら、当然砂金の付いた方が良いなあ!ねこちゃんじゃ、食費もかかるし面倒見も大変だぁ・・。(爆笑)
★なまはげ
2007/09/05 21:54
☆閑客さんへ
 OK!!集まり次第に箱詰めで送ります。
★なまはげ
2007/09/05 21:58
☆微笑みさんへ
 長芋の収穫があったら、情報料として2割いただきますよ!!(爆笑)
★なまはげ
2007/09/05 22:08
☆moonさんへ
 院内をはじめ県内にはあちらこちらで鉱山資源がたくさん埋蔵されています。秋田市内には仰るように田んぼの真ん中に石油まで湧き出していますね。県内あちらこちらで「長芋」掘りの部隊を結成しましょう!
★なまはげ
2007/09/05 22:13
鉱山には少なからず面白い民話が生まれて・・・密かに埋もれているものですね。
大事に保存されようとされていることに敬意です。
私は、生家の近くに生野銀山跡地(兵庫県)がありまして見に行ったことがありました。
まだ、昭和の初期の頃まで続いていたとあって・・・跡地に残っている話題は、ブラックバスの棲む池のことばかりでした(大笑い)
Tatehiko
2007/09/06 09:23
ぼくも長芋すきです。いいお話ですね。
砂金の畑でできた長芋なんて、想像しただけでおいしそう。
むうさん
URL
2007/09/06 18:13
☆Tatehikoさんへ
 民話と言うものは語り継げられてこそ価値がありますから、どんどん紹介していこうと思っています。皆さんの記憶の隅にでも残っていただければそれだけで満足です。
★なまはげ
2007/09/06 20:46
☆むうさんへ
 砂金付きの長芋は、きっと人々を元気付けてくれること間違い無しですね。
 全国から「砂金付き長芋」が集まったら、むうさんにもお裾分けしましょう(太っ腹!!)。
★なまはげ
2007/09/06 20:50

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