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<<   作成日時 : 2007/06/14 19:03   >>

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今朝の読売新聞秋田版に、
東京出身の女性記者が秋田に配属になって3年目の今、
秋田について素直な気持ちで書かれたと思われる記事が掲載されていました。
画像


記者さんたちの雑記コーナーとなっている「道々」の記事を紹介します。



初対面の人に、「東京出身です」と話すと、
決まって「秋田ってどう?」と聞かれる。
「いいところですよね」と上辺では相手に合わせながら、
どこか馴染めないでいた自分がいた。
東京都心で生まれ育った私には、
あまりにも無いものが多いように思えてならなかった。

今年1月、東京に出張した。
原稿確認のため、ファックスを受け取る場所を探していた。
締め切りが迫っていた。
東京駅周辺のコンビニ店や飲食店を何軒も回り、
「お金は払うので」と懇願したが、
「決まりなので」と断られ続けた。
人ごみの中でため息をつき、ふと考えた。
「秋田ならきっと、こんなことないんじゃないかな」

結局、本社に駆け戻り原稿を確認した。


記者1年生として秋田で迎えた2年前の冬は豪雪だった。
ある朝、自宅を出てすぐ、雪道に車がはまり、
立ち往生してしまった。
オロオロしていたら、通りがかった2台の車が相次いでとまり、
夫婦と、中年の男性が降りてきて、
私の車を後ろから押してくれた。
お礼を言うと、
3人は「お互いさまだから気にしないで」と話してくれた。


昨年10月、大仙市で起きた保育園児殺害事件を追いかけていた。
1ヶ月近く、現場に通い詰め、聞き込み取材をした。

ろくに食事も取れずに夜を迎え、あるお宅を訪れた。
すでに何度も足を運び、迷惑をかけていた。
その家族は疲れ切った私を家に上げ、
夕飯を振舞ってくれた。
あったかいご飯に、たらこ、漬物・・・・・・。
食べきれないぐらいのごちそうを前に、話ははずんだ。
親元を離れ初めての一人暮らし。
仕事以外のことを話せる相手は、
東京にいる母親や学生時代の友人くらいしかいなかった。

その家の”お父さん”が別れ際、
「いつでも寄りなよ」と言ってくれた言葉が心にしみた。


秋田に来たばかりのころは言葉についていけず、
「よそ者」と距離を置いているように感じていた。
でも、今は地元の人たちの温かさに助けられっぱなしだ。



車の窓から、真っ青な広い空、
青々とした稲穂が揺れる田んぼを見ると、
心地よい解放感を感じる。
こんな光景は都心では見られない。
秋田に来て3年目。
ようやく、心から「いいところですよね」と言えるようになった。





東京で生まれ育った女の子が、
辺境の地「秋田」に慣れ親しんでくれたことが、
とても嬉しく、皆様に紹介したいと思いました。


きっとこの女性記者さんは、
心から「秋田美人」になられた気がします。







んだば







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コメント(18件)

内 容 ニックネーム/日時
いい話ですね。
でも、なんでこんな土地柄で、
陰惨な事件がおきるのかと考えると、
また、思考が停止してしまうのですが。
むうさん
URL
2007/06/14 20:44
 こんばんは☆こねこです♪

 私も神奈川、東京にいて、こちらから他の県に出て住んだことがないのでホントの良さは分からないと思いますが、それでもお父さんの書く秋田の素晴らしさは心に染み入るようです(微笑)。

 無いものが多いと書いてますが、ホントは都会の人間のほうが失くしたものの多さに気づいていないのかもしれません・・・。

 心から「秋田美人」に・・・というところで大きくうなずきながら微笑みました♪

 ねこでした。ニャン☆
こねこ
URL
2007/06/14 20:58
 なまはげさん、どうもです (^^)/

 「モノ」が豊かになればなるほど、それに反比例して「心」はどんどん貧しくなる・・・ (__;)

 私はそう考えています・・・
夢見るピーターパン
URL
2007/06/14 22:16
新しい土地に融けこんでいくできごとが,さらりと書かれていて,温く,ちょっといい話。
確かに,これは秋田ならでは,かも知れませんね。老生の住む衛星都市あたりでは,及びもつかない光景に思えます。
閑 客
2007/06/14 22:45
こんばんわー

いい話ですよね。(感涙)

ウチは田舎(茨城県の山奥)なんで、独身の独り者のオイラに近所のおばちゃんがよく野菜をくれます。すげー助かってます。
その代わりに運転手代わりに買い物に連れて行くのが毎週恒例ですwお互い様って感じですねw

秋田。行ってみたいですね。雪国って感じで*^^*

P.S
 勝手ながらブログ、リンクさせて頂きました。m(__)m


トシオ
URL
2007/06/15 00:28
そうですね。
秋田の人って、ひとたび心を開くと
とことん暖かい気がします。
豊かな土地柄ということもあるのか
おおらか、というか気前もいいし。

私が今住んでいる東京の下町も
どこか似た様な人懐こさのある街です。

若い頃はそれがわずらわしかったけど
年をとって、そういうのもまたよし、と
思えるようになりました。
コマチ
2007/06/15 12:42
こんにちは♪
子供の頃 雄勝に帰ると 知らない人達が「帰ってきたか〜 ゆっくりしてけ〜」と声を掛けてくるのが不思議でしょうがなかったんですけど きっとmoonの事も両親と同じく雄勝の子としてみていてくれたんでしょうね。
う〜ん♪ 秋田 あったかくていい所ですよね♪
moon
2007/06/15 17:10
☆むうさんへ
 去年起きた哀しい出来事は、今も秋田県民の心に突き刺さっています。何であのような残忍な事件が起きたのか、今もって不明な部分が多すぎます。
 一方では、この記者さんのように、心温まる話もたくさんあり、こっちのほうが秋田県人の心をよく表わしているような気がします。
★なまはげ
2007/06/15 18:16
☆こねこちゃんへ
 確かに都会に行けば物は何でも揃っています。しかし、どうも馴染めない部分もあることは確かです。都会に人に心はないなんて事は言いませんが、今の日本は大きなものを失ってきているような気もします。
★なまはげ
2007/06/15 18:19
☆夢見るピーターパンさんへ
 ある意味、物がないから人情でカバーしあっていれるのかもしれませんね。
★なまはげ
2007/06/15 18:21
☆閑客さんへ
 雪道での車の立ち往生は、他の交通の妨げにもなりますので、レスキューを頼むよりお互いが協力したほうが早く解決できますから、こちらのドライバーなら誰でも同じ行動を取ります。(当たり前の行動なのです)
食事をご馳走してくれることは、今では滅多に出来ないことでしょうね。何度も足を運ばれていた記者さんの熱心な仕事ぶりが、このような接待が生まれた大きな要因ではないでしょうか。
★なまはげ
2007/06/15 18:27
☆トシオさんへ
 是非一度秋田にいらしてみてください。自然豊かで、人情豊かな静かな街です。
 リンク、ありがとうございます。
★なまはげ
2007/06/15 18:29
☆コマチさんへ
 けっこう、何にもないくせに見栄を張ったりしますが、秋田の人は人情家が多いですよね。例え騙されてしまっても、また同じように振舞ったりしてしまいます。
★なまはげ
2007/06/15 18:33
☆moonさんへ
 ご両親のふるさとは、地元の人にとっては貴女もふるさとの人間なんですよ。辛い苦しいものを乗り越えていくために、自然と身に付いた生きる術なのかもしれません。
★なまはげ
2007/06/15 18:36
さすが記者、うまいですねぇ。
すごくよくわかる文章ですね。
自慢じゃないケド、うちのマンション、
そういう意味では、秋田っぽいかな?
猫姫少佐現品限り
URL
2007/06/16 04:11
いいお話ですね^^
うんうん分かる分かる、、と言う感じ
です
ウチの田舎もfaxの受け取りくらい
どこでも快諾するのではないかと思いま
す。
改めて秋田の方々のお人柄を感じて
息子も至るところできっと助けられてる
と思いました♪
璃里
2007/06/16 15:58
☆猫姫さんへ 
 人として信じあえるからこそこのような行動になるんでしょうね。何をされるか判らないような人間には、怖くてこのようなこと出来ませんもの。。
★なまはげ
2007/06/16 19:00
☆璃里さんへ
 息子さんが秋田で暮らす4年間に、このような秋田県人の心も知っていただければ嬉しいですね。
★なまはげ
2007/06/16 19:02

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