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zoom RSS 命の湖 田沢湖

<<   作成日時 : 2007/05/08 18:03   >>

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今日の毎日新聞に、とても考えさせられる記事がありました。
私が大好きな湖、田沢湖の現状を憂いている記事です。
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かつての田沢湖は水が綺麗で、
たくさんの魚達が泳ぐ神秘の湖でありました。

戦争に突入するための電力確保の為に国は
硫黄分を大量に含んだ毒水を湖に引き込みむ事業に着手し、
現在もその事業は続いています。

その結果、田沢湖はどうなっているのか・・・・・

皆さんにもこの記事を是非読んでいただきたいと思い、
転用させていただきます。

◇遺志継ぐ住民ら−−玉川導水停止を、後生のために
 木々が芽吹き始めた。

残雪を頂いた駒ケ岳を湖面が映し出す、5月。
田沢湖に遅い春が訪れた。
県外ナンバーの乗用車が行き交い、湖畔が観光客でにぎわった大型連休。
その陰で、湖に生きた一人の男性の一周忌がもうすぐくる。
昨年5月20日、85歳で亡くなった三浦久兵衛さん。
玉川の酸性水導入で
田沢湖から姿を消したクニマス漁に携わった数少ない漁師であり、
湖の再生運動に情熱を燃やした湖畔のシンボル的存在だった。
 「おやじは全国にクニマスを探して
富士五湖の漁業者とも連絡を取っていました。
おやじの人生にとってクニマスはそれだけ大きな存在だったんですね」。

久兵衛さんが始めた湖畔の茶屋で、
長男の久さん(58)が窓際で湖を見つめながらしのぶ。
久兵衛さんは生前、湖の往時を思い、
刺し網でクニマスを
湖面に引き上げる高揚感を久さんによく語ったという。
「澄みきった朝、網を引き上げると水中からキラキラ光ってな。
その興奮といったら、何とも言えねがったな」

  ■  ■  □
 「毒水」で知られる強酸性水の玉川温泉から流れ出る玉川から
田沢湖への酸性水引き込みが始まったのは1940(昭和15)年。
戦時下の電源開発と食糧増産が目的だった。
川水を導水路で湖に注いで発電し、
湖水で薄められた水を下流に放水したことで
酸性水の農業被害は軽減された。
しかし湖は急激に酸性化し、クニマスは絶滅した。
久兵衛さんが大学ノートに当時の様子を書き留めている。
 クニマスは毒水に苦しくなり、真水のある深い所へ入っていく。
やがて死滅してしまったかと思います。
マス以外の魚は真水の流れ込む沢に突き刺さるようにして
数年でいなくなってしまいました。
 導水流入以前のクニマスは栄養価の高い高級魚として重宝され、
米と交換されて湖畔の漁民の生活の糧となった。
湖畔の春山地区でクニマスのふ化を家業とした家庭に育ち、
幼少時代にクニマス漁を見て育った鬼川浩さん(79)は
「あのころは湖畔の田は広くなくて、
湖畔で金になるのは木を売るかクニマスを売るか。
クニマス漁は、彼らが生きていく確かな方法だった」

と話す。
  ■  □  ■

 電源開発は湖水の酸性化だけでなく、
季節を通じてなみなみと水をたたえていた田沢湖に
数メートルの水位変動をもたらした。
それが湖岸を浸食し、崩落を生んだ。
 県は湖岸に石を敷き詰め崩落を防ぐ護岸工事に取り組んでいる。
しかし、かつて湖の命を育(はぐく)んだ湖畔の広葉樹林は
湖岸崩落で打撃を受けたうえに、護岸工事のために伐採され、
急速に失われようとしている。
 護岸工事は対症療法にすぎず、
崩落の根本的原因は水位変動をもたらす導水にある。
導水を含めた田沢湖の水利権は東北電力と県が持ち、
更新まで10年を残す。
02年には地元住民らでつくる「田沢湖に生命を育む会」が
玉川からの導水中止を求めた要望書と
1万3000人の署名を県に提出したが、
今も玉川からの導水は続いている。
 東北電力は水利権について
「電力利用だけでなく、農業用水としても導水は必要」
として今後も更新する方向。
導水停止を求め続ける同会の杉山ハヤト事務局長は
「戦争は終わり、ダム湖としての使命が終われば
自然に返すことが後世への責務ではないか。
湖のために、今自分たちができることを実行していきたい」

と決意を語る。
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 大型リゾート開発の終息。
都会から押し寄せる秘湯ブーム。
その陰で、湖の変化は確実に進む。
そんな中、湖畔の人々は厳しい現実に直面しながらも、
湖の再生に地域の希望を見いだそうとしている。
    ◇
 日本一の水深423・4メートルを誇る田沢湖は
酸性水の導水によって固有魚のクニマスが姿を消し、
漁師は生活の糧を失った。
導水は今も続き湖畔の崩落が起きている。
世界有数の透明度を持ち、
たくさんの魚に恵まれたかつての湖の再生はなるか。
湖とともに生きる人々の姿を追う。





今後もこの問題を私も紹介し続けていきたいと思っています。




んだば





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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
 こんばんは☆こねこです♪
 
 全ては結果論ですが、戦争がない状態で今の文化を迎えていたらもっともっと自然が残っていたのではないか?と思ってしまいます。

 しかし、戦争があったからこそ発展した文明ともいえる今の世界情勢を考えると、人間の文明発達のために犠牲になった自然がかわいそうでなりません。
 
 と同時に、同じ地球に住む者として終生、代を重ねて誤らなければいけませんね・・・。

 ねこでした。ニャン☆
こねこ
URL
2007/05/08 20:50
☆こねこちゃんへ
 今のこの時代だからこそ、自然に戻す工夫があってしかるべきことな様な気がします。続きの記事もこれからも投稿していきます。
★なまはげ
2007/05/10 19:32

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