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zoom RSS 名物おばちゃん

<<   作成日時 : 2007/04/29 18:32   >>

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今日の毎日新聞に、
秋田の名物おばちゃんの記事が載っていたので
是非ご紹介しておきたいと思いました。


秋田市の繁華街川反(かわばた)通りのすぐ近く、
横町通りで、24時間営業で55年間小さなお店を開いている女性です。
この女性は、木村キヨさん84歳。

画像

     (この写真は昭和36年ころの横町通り)

秋田市一の繁華街・川反の「横町通り」。
飲食店がのれんを下ろし、酔客もまばらになった未明に、
裸電球の淡い光に照らされた野菜や果物が目に止まる。
近づいて見ると、「いらっしゃい! 何あげましょ」。
かっぽう着姿の小柄なおばあさんが狭い間口から顔を出す。
翌朝、通りを歩くと、彼女はまだ間口に座っている。
次の日も、また次の日も……変わらずそこにいる。
 
 「木村商店」の店主。
飲食店に挟まれた幅4メートルほどの軒先に、
「新鮮でおいしそうないろんな物」を並べる。
青果物のほか、菓子、総菜、漬物……。
花や雑誌もある。ほぼ24時間営業。
露店型の「コンビニエンスストア」だ。
看板などはないが、
「川反の名物店」(中田孝・横町商店街会長)として知られる。
開店から55年。
時代が移り、街並みが変わっても、変わらぬ営業形態を貫いてきた。
「こういう商売しかできないだけ」。
穏やかにほほ笑む目の奥に、意志の強さがのぞく。


 とにかく休まない。
毎日午後6時ごろから翌日正午ごろまで店番を続け、
自宅で4〜5時間眠った後、またすぐ店に戻る。
「この3年間で休んだのは2日だけ」。
食事は、店で賞味期限が切れた商品を口にする。
「世間は賞味期限にうるさいけど、
捨てるのはもったいない。
おなかは壊さないし、
野菜や果物で栄養もちゃんと取れるのよ」と笑う。
冬は七輪で練炭を燃やしてわずかな暖を取る。
間口には扉も窓もないが、
「人間は心の持ちよう。寒くないと思えば寒くなくなる」
 
商店は戦後間もなく始めた。
4人の子供を抱え、夫は病弱だったため、
「家族が食べていくには、私が稼ぐしかなかった」。
当初は蔵と理容店の間の狭い通路で
朝から深夜まで和菓子などを売ったが、
川反は未明になっても人通りが多く、
間もなく24時間営業に切り替えた。
約15年前からは、閉業した理容店の敷地も借り、品数を増やした。
 
夜食を買い求めるホステスや
タクシー運転手でにぎわった1970〜80年代には、
「1日で30万円を売ったこともあった」という。
だがコンビニに客を取られ、
長引く不況で川反の人出もめっきり減った。
最近の売り上げは1日2万〜3万円程度。
仕入れ代金などを引くと、家賃も払えないが、
「来てくれるお客さんがいる限り、やめるわけにはいかない」。


 36年前に夫が亡くなり、
子供たちが結婚などで独立した後も、休まず働いてきた。
大病を患ったこともない。
「休んだら、そこで自分が終わってしまいそうな気がする」。
家族を養おうと始め、客を思い、守ってきた小さな商店は、
いつしか人生そのものになっていた。
「死ぬまで店を続けたい」。
人のため、そして自分のために、
命の限り間口に座り続けるつもりだ。




私も何度もこの小さなお店で買い物をしたことがあります。
あのおばちゃんにこんな人生があったなんて、
想像すらしていませんでした。


私が生まれる前から、
同じ場所で同じように毎日仕事をしていたなんて・・・・・・


いつまでも元気で、一日も長くお店を開いてほしいものです。





んだば





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いきいきの生涯現役 森光子 
森光子 いきいき生涯現役 「昭和19年だか20年、終戦になる前の戦争がいちばん激しいときに、マーガレット・ミッチェルの『風と共に去りぬ』の上下巻を友人から借りたんです。新聞で二重にカバーして、その上からさらにデパートの包み紙で三重にして、電車の中で読んで... ...続きを見る
いきいきの生涯現役 森光子 
2007/06/13 00:36

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
小さな店を55年間ですか…。倦むことなく,休むことなく続けられた歳月を思うと,ただただ感嘆するほかありません。
農家にだって休みがありますから,なおのこと凄さを感じます。
閑 客
2007/04/29 20:33
 なまはげさん、どうもです (^^)/

 唯々・・・頭が下がります・・・
 誰かのために、何かをする・・・
 口で言うのは、簡単なんですが・・・
夢見るピーターパン
URL
2007/04/29 22:47
 こんばんは☆こねこです♪

 私も頭が下がる思いです。
 というか、ある意味人間国宝にしてもいいのでは?と思えるほど、人として尊敬できる方ですね(微笑)。

 このあと何年できるか、なんて考えずに生涯現役を目指してほしいですね♪

 ねこでした。ニャン☆
こねこ
URL
2007/04/29 23:09
世の中には、すごい人がいるものですねぇ、、、
お子さんも、お孫さんもいて、働かなくてもいいでしょうに。
猫姫少佐現品限り
URL
2007/05/01 02:56
X−masには、三角帽にケーキを持った酔客で埋まっていた川反。三味線の音が聞こえて居た頃が懐かしい。個人商店がコンビニに、書店がビデオレンタル店で世の中面白くなくなった。
パパ
2007/05/01 08:14
お読みいただいて、ありがとうございます。
ぼくもこのおばあちゃんは存じませんでした。
川反はいつもふらついていたはずなんですが。「いつまでも」というわけには行かないんでしょうけど、なくなるとさびしくなりますね。
むうさん
URL
2007/05/01 08:31
☆閑客さんへ
 私がこの世に生れ落ちる前から、同じ場所で黙々とお仕事されていたなんて、ただただ感激するのみです。昔から何度もこの辺りを通りますが、お店の閉まっているのを見たことがありません。私も休みたいなどと、言えなくなってしまいます。
★なまはげ
2007/05/01 19:27
☆夢見るピーターパンさんへ
 そうそう、口で言うのは簡単だけど、いざ実行するとなると大変ですよね。きっと休みたいと思う日もいっぱいあったんじゃないかなあ?
★なまはげ
2007/05/01 19:35
☆こねこちゃんへ
 きっとこのおばちゃんは、生涯現役を貫くと思いますよ。
★なまはげ
2007/05/01 19:36
☆猫姫さんへ
 きっとお客さんがいる限り、使命感みたいなものがお有りなんだと思います。悠々自適の生活を送ろうとすれば、そんなことも出来るはずなのに。
★なまはげ
2007/05/01 19:38
☆パパさんへ
 はじめまして。訪問ありがとうございます。
川反の最盛期をご存知のようですね。川反通りを人が洪水のように歩いていましたね。もうあんな光景は見ることが出来ないのかなあ?
★なまはげ
2007/05/01 19:41
☆むうさんへ
 この記事は秋田から転勤していく記者さんが最後の置き土産のように書かれたものだそうです。横町の家具町に近い方にお店はあります。
★なまはげ
2007/05/01 19:43

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