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zoom RSS 羽越線脱線事故から一年

<<   作成日時 : 2006/12/25 08:45   >>

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昨年12月25日午後7時過ぎ。
秋田発新潟行きの上り特急「いなほ14号」が暴風雪の中、
山形県庄内町を通過中に脱線転覆。
秋田県内在住の方を含め5人が死亡、
重軽傷者33人という大事故が発生してしまいました。

事故からちょうど1年。
読売新聞に、新潟に住み、
当日事故車両に乗っていた秋田出身の女性の記事が目に入りました。

一部抜粋でご紹介します。

画像


病気の母を見舞うため、実家のある横手市に里帰りしていた高橋博子さんは、
この夜、夫が待つ新潟に戻る途中だった。
ドーンという音とともに、車体が前後左右にバウンドし、
高橋さんは首や背中を強打した。
妊娠6ヶ月。下腹部の激痛に流産を心配しながらも、
痛みから自力では動けず、車窓から外を見ることしか出来ない。
視線の先に、くの字に折れた先頭車両があった。
救急車に乗った時には、発生から2時間が過ぎていた。

翌日、病院で手当てを受けていたときに、
駆けつけた夫が事故の概略を教えてくれた。
お腹の赤ちゃんは無事だったが、激痛は続いた。

「赤ちゃんが助かって良かったね」、「運がいいよ」

友人たちの言葉を素直に喜べなかった。
亡くなった人がいるのに私は何にも出来なかった・・・・・・。
そんな気持ちが浮かんでは消え、人と会うのがつらくなった。
自宅マンションからは、東新潟駅を通り過ぎる「いなほ」が見える。
その姿が見えないように、そして音が聞こえないように、
窓を閉め切り、カーテンでふさいだ。

4月17日、長男の蓉平(ようへい)ちゃんが誕生した。
先月初めには「まーま」と初めて呼んでくれた。
友人から「最近明るくなったね」と言われたのもその頃からだった。
自分で自分を観察すると、笑う回数は確かに増えている。
それも息子の笑顔に接している時が多い。

そういえば、あの日、
最後尾のグリーン車に乗ったのは妊娠中だったからだ。
息子が命の恩人に思えた。

短大を卒業し、秋田市内の会社で事務員をしていた一昨年夏に、
得意先回りで秋田にきていた夫と知り合った。
新潟と秋田との間を「いなほ」で何度も往復した。
この列車のおかげで二人は結ばれたのだ・・・・
息子の笑顔は、そんなことも思い出させてくれた。

この正月には息子を連れて「いなほ」に乗り、
秋田の実家に帰省しようと思っている。
画像
事故からちょうど一年を迎える25日、
JR東日本は、現場近くに建てた碑の前で慰霊祭を行う。
「多くの人に助けられて、今私は生きているのだと思います。
 無事だった私なんかが大げさなことを言っていたら、
 亡くなった方にも申し訳ない」

帰省の際には車窓から慰霊碑に手を合わせよう。
それが自分の務めだと、高橋さんは思っている。








事故でお亡くなりになった5人のご冥福をお祈りします。








んだば






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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
あの事故から1年なんですね。
正直言われるまで気づきませんでした・・
西日本の脱線事故でも、救出された人たちの記事にも同じような事が書いてありました。
私たちも何もできませんが、この場を通る事があったら手を合わせたいと思います。
さくら
2006/12/25 09:34
かろうじて命があった方々は
命を落とされてしまった方々の
その後の人生をも
背負ってしまうのですね。
あまりの重さに
押しつぶされてしまう人もいるかもしれない。
その重さを忘れることなく、
でも、明るくたくましく
生きていただきたいと思います。
コマチ
2006/12/25 12:26
 こんばんは☆こねこです♪

 1年経った今、あの事故のことを覚えている方がどのくらいいるのでしょうか・・・。
 5人の方のご冥福をお祈り申し上げます。

 私も電車に飛び込みで自殺した人の上を電車内にいたとはいえ、しばらく罪悪感にさいなまれました・・・。

 今では通勤でどうしても使うので乗りますが、その事故を起こした路線だけは乗るときに体全体が緊張してしまいます。不思議なものですね・・・。

 ねこでした。ニャン☆
こねこ
URL
2006/12/25 21:53
そうですよね。そういう事故に会うと,いつまでも心の底に引っ掛かっていますから,心のケアというものは,ほんと大切なことです。
高橋さんの心が早く癒されますよう,そして5人の方に安らぎがありますよう,祈ります。
閑 客
2006/12/25 22:20
そういうお話を よく耳にしますね。

事故に遭遇したときに 生き残ってしまったことに罪悪感を抱くというのです。

どちらにも なんの罪も無い 災難だっただけなのに 亡くなった方も 生かされてしまった方も苦しまなくてはならないとは せめて 意識を明るく持ってほしいと願いますね。
+あい
2006/12/25 23:11
☆さくらさんへ
 本当に一年と言うものはあっという間なんですね。我々に出来ることは、こうして悲惨な事故があったという事実を忘れないでいることくらいでしょうか。
★なまはげ
2006/12/26 08:32
☆コマチさんへ
 事故現場にいて、自分が動けなかったらそんな気持ちに陥ってしまうのでしょうね。助かった方々には強く生きて言って欲しいものです。
★なまはげ
2006/12/26 08:36
☆こねこちゃんへ
 乗客には何の罪もないのでしょうが、偶然にそこにいたことで思い悩んでしまう方がたくさん居ます。それも人間らしい心理なんでしょうが、一刻も早く立ち直ってもらいたいものです。
★なまはげ
2006/12/26 08:39
☆閑客さんへ
 心のケアは口で言うほど簡単じゃなさそうですよね。お互い事故のことばかり考えていられなくなっちゃいますし、かといって事故そのものから逃げ出すことも出来ないし・・・。難しい問題ですね。
★なまはげ
2006/12/26 08:42
☆+あいさんへ
 福知山線の事故の乗客の中にもそのような方がたくさんおられましたよね。強く生きて欲しいと願うしかないですが・・。。
★なまはげ
2006/12/26 08:45

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